テーマのあるウエディングの提案をマスター

結婚式を挙げることを考え始め、リサーチ中の新郎・新婦は、まだ具体的にどのような式にしたいのか、はっきりとしたイメージを持っていない場合も多いものです。なかには個性的な式のイメージが明確にある上で、式場やプロデュース会社を探している場合もありますが、皆がそういうわけではありません。ウエディングプランナーとのやりとりのなかで、決めていく場合が多いでしょう。

そういった場合、ウエディングプランナーは、新郎・新婦の好きなものや趣味、結婚式に求めているものなどを詳しくヒアリングし、ぼんやりとした形のないイメージをまとめ、ガイドすることで現実化する提案をしていく必要があります。これらはウエディングプランナーの力量が問われるところでもあり、成功すれば仕事にやりがいを感じられるところです。

はっきりとした共通の趣味がある新郎・新婦の場合は決めやすいものの、そうでない場合は、好きな色や季節らしさをテーマにすることもできます。また、自然な雰囲気を演出するナチュラルテイストや、華やかでゴージャスなスタイル、といった雰囲気で統一したり、フランス風・イタリア風・ハワイ風など新郎・新婦の好きな国の雰囲気を演出したりということもテーマになります。

会話の中から結婚式のテーマになるものを探っていくには、話を聞きだすコミュニケーション能力を身につけるだけでなく、提案技術をマスターすることも必要です。またアイディアの引き出しを多く持っているかは、ほかのウエディングプランナーとの差にもなるでしょう。